経験の浅いスタイリストがもっている唯一の武器

こんにちは。

アージュグループ教育部長の酒巻です。

今日も生駒の事務所の片隅でひっそりと自撮りをしてみました。

花粉症で鼻が詰まってぼーっとします。。。つらたんです。。。

さて、、、

スタイリストデビューして3日目の悲劇については以前書きました。

こんにちは。 昨日は雨でしたが、今日は気持ち良いくらいの晴れ空ですね。 桜とか季節のものに触れるのは顔に似合わず...

今日はそこから6ヶ月くらい経った頃のお話。

半年くらい経つとちょっと慣れてくるんです。

僕なんかは最初にどでかいハードルがきたもんだから

ちょっと余裕がでてきたせいもあるかも知れませんが。。。


いつも来てくれている中学生の女の子


半年くらい経ったある日、

フリーの中学生の女の子のカットをさせてもらったんですが、

そのお客様のカットがその頃の僕にはとんでもなく難しかった。

今まで体験した中で1番髪が多いし、クセも強い、、、

カットだけでキレイに出来る気がしない。。。

必死になって色々考え末、

なんとかカットし終えて無事お帰りに。

自分の中では充分ではないけど、、、それなりに満足して帰ってもらえたと感じていた。

でも、その日の夜にその中学生のお母さんから電話が入った。

電話が終わり、なんか店長とチーフが二人でずっと話してる、、、

聞き耳を立てても何を話しているのかは分からない。

内容は分からなくても、

「あ、良い事ではないな」と伝わってくる感じ。。。

まぁ、案の定いい事ではなく、、、


「カットの手を抜いたのか?」


話し終えた店長に呼ばれ、

「さっきの中学生の女の子のお母さんから電話があってさ、率直に聞くけど、、、

あのさ、手抜いた?」

、、、え?!

、、、手を抜いた!?!?

一瞬なんて言われたのか分からないくらいの衝撃が走り、すぐに言葉がでて来なかったのを憶えています。

僕としては一生懸命やったはずなのに、、、

店長に「手を抜いた?」と思われたことにすごくショックを受けました。

事の顛末を説明すると、

お母さんがその女の子の髪型を見て「なんかいつもと違うな」、と思い確認の電話をかけてこられた。

僕としてはスタイルが広がりすぎるのを懸念して重さを残す部分を作ったのだが、それに違和感を感じ、どういうことなのか電話をかけてこられたそう。

店長としても確認の為に僕を呼んで言ったのがさっきの「手を抜いた?」だという事で。。。

これ、店長がひどいと思いますか?

僕はまったく思いませんでした。(正確には聞き方はひどいと思ったw)

僕自身の圧倒的なスキル不足なのはもちろんですが、

それ以上に

コミュニケーション不足と伝えるスキル不足だと僕は思いました。

お互いの理解と伝える事が不足していた(汗

中学生の恥かしがり屋の女の子だったので、ろくに話も聞かず、

ただ自分の思うように切っただけ。

お客様に寄り添っていなかったんでしょうね。。。

そういう意味では店長の言うとおり「手を抜いた」と思われても仕方のないことだと思いました。。。


カウンセリングの大切さ


アフターに来られる場合で圧倒的に多いのが、最初のカウンセリングでお互いの意思疎通ができていないのが原因。

(*アフター→手直しの意味。「クレーム」と呼ぶ美容室もあるが、お客様が言いがかりをつけにきたようなマイナスイメージがあるので当サロンではアフターと言います)

もちろん技術的にパーマがゆるいとかクセが伸びてないなどのアフターは確かにあります。

(それは精進してくださいw)

おっきなとんでもないアフターの原因になるのは大概、カウンセリングでのミス。

カットする長さの確認が不十分で切りすぎだと言われたり、

黒染めで赤みが出るの分かってるのに、明るめのアッシュ系の希望に応えようとしたり。。。

縮毛矯正⇒「飽きたからパーマしたい」の魔の言葉に応えようとしたり。。。

あげればきりがないないくらい、、、

僕も全部経験あります!(ニヤリ

でも、

無理なものは無理。

僕たちは魔法使いではないので出来る事に限界あります。

その限界を上げるためのスキルアップを怠るような美容師はクソですが、

最初のカウンセリングを怠るような美容師はもっとクソだと思ってます。

だからうちのサロンではある程度の「カウンセリングマニュアル」があるんです。

お客様に「当サロンの共通した価値を伝える」ためのマニュアルでもありますが、

 

お客様の「こうしたい」の先にある「本当はどうなりたい」のか、を聞きだせるような、

そんなコミュニケーションがとれる最初の入り口となるマニュアルだ、と僕は思っています。

マニュアルはマニュアルでしかなく、マニュアル以上でも以下でもない。

大事なのはそれをどう扱うか、です。

まだ経験の浅いスタイリストがベテランスタイリストに唯一対抗できるもの。

それは、、、

目の前のお客様を本当にキレイにしたいという想い以外にないと思います。

その思いさえ伝わっていればまず、「手を抜いた」とは思われないかな、と。

その「想いを伝えるスキル」が必要なんだと思います。

そんな話しです。

まぁ、そんな理屈が通用しない、いわゆる「モンスター客」も経験したことがありますが。。。

それはまた後日ということで、、、w

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする